フリクリ みた

 前の文章でフリクリ オルタナの感想を述べました。

 私は前作の内容を踏まえずに書き散らかしましたが、次作の感想を述べるのにやはり前作見ないと片手落ちの感がありましたよね。当然。

 ですから前作フリクリ見ましたよってに感想述べます。というか、見ながら書くよ。

  引っ越してからツタヤが遠いので動画配信サービスに頼ろうと思ったが、非定額は最近流行りでないのかどのサービスを利用していいのかわかりずらい。

 結局エロ動画でお世話になっているdmmでレンタル。ファンザってなんだよ。

 

 まず、一話。

 2000年代初頭の作品ということで、作画の線がはっきりしてて色合いも薄めなので今からするとアニメの絵、というより全編イラストという感じしますね。

 六話になると色も濃くなってきてアニメの絵って感じしてきますので、全編通して色合いを意識しているというわけでもないのかな。

 ピロウズの曲もリバーブボワボワですし、テンポもギャグも90年代のノリを感じますね。

 ハル子も漫画っぽい線で描かれていて性格としては男から見てちょっと神秘的?な1990年代終わりから2000年代初頭のキャラの代表のような造形してますね。

 つか、ブーム作った人が作ったキャラだから当然か。

 ネットで"オルタナ"の感想を見るとハル子の感じが違うじゃんという話をしてる人がちょいちょいいましたが、作画もキャラの性格もこの年代特有のバックボーンをひしひしと感じるので今蘇らせてもハル子の感じが再現できないのは当然っちゃ当然かなって気もしますね。

 あまり意識してませんでしたが"オルタナ"の方もハル子だけあからさまにキャラデザ違いますね。

 まーやっぱり"オルタナ"作ってる人もあの年代特有のキャラクターであって完璧に再現出来ないことは意識してたんでしょうか。

  時代だけではなく、ハル子のぶっ飛び感もナオタが突っ込まれ役で年下の男の子をからかう女として振る舞えるから出てきてるんで、今風アニメの女子高生を相手役にした時点でいまいち本気出さなくても仕方なかったかもしれませんね。

 

 …敵キャラがエヴァの造形なのは伝統だったみたいですね。

 やっぱりおセンチなシーンもエヴァっぽいかな。やっぱりこのころのガイナックスの血が流れてるんでしょうか。

 "オルタナ"を見るとやっぱりデジタル作画になって、京アニ系アニメが流行って、とか?まぁアニメの歴史は全く詳しくないのですが、やはり隔世の感がありますな。

 

 二話

 ハイブリッドレインボウ来た。思ったよりずっと早かったな!もうクライマックスかよ。

 私のフリクリの印象ってこのシーンによって形作られているといっても過言ではない。皆さんもそうでしょう?

 意味わかんないけど最高にさせられてしまう。つーかストーリー的にはなんの意味もないよね?

 こんなシーンは"オルタナ"にはなかったし、こんな意味不明だけど最高のシーン普通の脳みそじゃ作れないよ。

 メカ戦も半端ない格好良さである。最近アニメ見てないけどこんなん作れるやつ現存してんのかね?

 やはりストーリー的には意味がわからない笑

 いつのまにか心理的葛藤はぶっ飛んでいる。あんまりつながりを描く気がない。

 こういうところ"オルタナ"とは設計思想が違うような気がしてならない。

 ストーリーなんて糞J-POPほどにしか気にしてなくてアニメーションとして最高なものが作りたかったとしか思えない。

 

続きはまた明日。